●昨日、ヴィアーレ大阪にて大阪府宅建主任者センター主催の不動産関連法令等説明会に出席してきました。テーマは「実例から学ぶ重要事項説明書と契約書作成における留意点」。
一般の方を含め非常に多くの方が出席しており、テーマへの関心の高さがうかがえました。
●特に印象に残ったのが、相手方(買主・借主等)の目的を反映した「重説」及び「契約書」を作成するということ。当然といえば当然なのですが、さらに一歩踏み込んだ文書作成がトラブルの予防となるとのことでした。
●また実務上の留意点として以下のテーマでそれぞれ実例を踏まえたお話がありました。
・建築確認と検査済証
・既存不適格建築物
・隣接地との関係
・埋設物
・土壌汚染
・マンションの大規模修繕の予定と一時負担金
・重説と競売
・所有者と当事者
・概則図面の作成
・各種専門家の利用
どれもトラブルの種を内包しており、それを相手方が理解・承知したうえでの契約をすることが重要です。
●宅建主任者に求められる専門的知識は年々高まっています。
このような社会の要請に応えるためには、必要とされる情報をすぐに引き出せるしくみ作りも重要になると感じます。