●先日、賃貸アパートの見学会にお誘いいただき、新築のアパートを案内していただきました。
最近は賃貸アパートもしっかり商品化されています。外壁や内装も耐久性が高くメンテナンスのしやすい素材を使用することで、建築後のランニングコストを抑える意図が感じられます。
●私の住む南大阪エリア(泉州エリア)でも近年賃貸アパートが増加しています。
そもそもオーナーはなぜ賃貸アパートを建てるのでしょうか。
その目的は遊休地の有効活用、相続税等の節税対策、収入源の確保など様々かと思います。ではその目的はしっかり果たせているのでしょうか?
●残念なことに全てのオーナーが成功しているとは言えない現実もあります。
何が成功と失敗を分けているのか非常に気になるところ。
皆さんはこのような不動産投資をする際、何を基準に判断されるでしょうか?
当然、建築各社から提出されるシミュレーションだけで判断するには不十分です。
ご相談いただいた場合、次の3つをまずチェックしています。
・対象エリアの人口増減傾向(市町村単位)
・立地(駅からの距離、生活施設の利便性、住環境)
・近隣アパートの数、空室状況等
そのうえで建築各社から出るシミュレーションに違和感がないかをチェックします。
●今回見学させていただいた賃貸アパートは、気になる点もいくつかあるものの、上記の条件から見ても良い物件でした。
賃貸アパートは長期間にわたる投資になるため、その判断は慎重に行う必要があります。自分で判断できない場合は、信頼できる専門家に意見を聞くことも重要です。