●私は大学卒業後、会計事務所を母体とした経営コンサルティングの会社に就職しました。
専門知識を頭に入れないといけないということもありましたが、その会社は新入社員研修に積極的で4月~6月頃まで本当にしっかりと研修をしていただきました。
研修では「どのような人材になってほしい」というメッセージが明確に示されていたように思います。
今から考えると本当にありがたいことだと感謝しています。
●そんな研修のなかには、課題図書を与えられその本に対する読書感想文を提出するというものがありました。
「人を動かす」D.カーネギー著
「道は開ける」D.カーネギー著
「凡事徹底」鍵山秀三郎著
上記の3冊の本との出会いは、今振り返ってみてもその後の自分自身の人格形成に大きく関わっています。新入社員の方にはぜひ読んでいただきたい本です。
また読書感想文という形でしたが、自分の考え方を示すことによって会社とのコミュニケーションが図れていたのではないかと思います。
●会社が課題図書を示すことで共通の話題やテーマを持ち、新入社員と意見を交わすのも実は重要なことかもしれません。
中小企業にこそぜひ取り組んでみていただきたいと思います。